東海市・知多市のデザイン工務店

ウイングホーム設計担当の齊藤です。

今回は、私が間取りを考える上でのポイントをお話していきます！

情報過多

最近ではInstagramやYoutubeなど様々なSNSが普及してきて、そこで「間取り」そのものや「こんな間取りはダメ！」といったものが見れたりします。

特に新築を検討している方は、instagramのこれをやりたい！といった要望が増えています。

情報がたくさんあって、間取り迷子のようになっている方が多いなという印象です。

私自身もinstagramやpinterest、youtubeで情報を日々集めています。

やはり思うのは一人一人にあった間取りやデザインというものがあるので、全てではなく本当にお客様に合うのかというものを見極める必要があります。

弊社においての間取りの考え方は、「動線（長期的な視点）」「採光」を大切にしています。

【動線】

デザインはもちろん、生活しやすい動線、10年20年経っても不便にならないということが重要だと思います。

リフォームやリノベーションも多く手掛けているため、築年数20年、30年の住宅を依頼された際に不満を聞きそれを新築に活かさなければと思っています。

私が設計する際には、生活の仕方や家事の分担、ゴミ出し、ロボット掃除機の導入、物干し方法など生活視点でのヒアリングを大切にしています。

そうすることによって本当の動線設計をすることが出来ます。

「採光」

採光も重要な設計要素のひとつです。

明かり採りは「南と東」が一番というのが定説ですが、実は北側も設計によっては有効な採光方法のひとつなんです。

 

最近ではオープンな箇所にデザイン性の高い洗面台を設置することが増えたりしてきて、水廻りとなると北側に配置することが多いため採光が無いことが良くあります。

しかし北側というのは明るくはありませんが、日中は安定して優しい採光を確保することが出来ます。

そうすることにより、家中で暗い場所を無くすということに繋がります。

逆に「採光を取らない」という手も使います。

特にトイレなどは「落ち着いた空間にしたい」という要望も多くありますので、そもそも窓を設置しないというのも選択肢です。

間取りは設計担当のヒアリング能力で決まるといっても過言ではないので、今後もお客様の声を大切に聞きながら設計していきたいと思います！

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